「ラック・ディアオ(รักเดียว)=愛、一筋」は、ポンシット・カムピー(พงษ์สิทธิ์ คำภีร์)の2001年のアルバム「タイ・ドゥアン・タワン(ใต้ดวงตะวัน)」に収録されている曲です。
15年前の曲ですが、今でも人気がある曲です。
この曲が発表された当時のこの曲の人気度はどれほどのものだったのかは分かりませんが、自分がタイに来てコンサートを観るようになってから、いたる所で頻繁に耳にする大人気曲です。
◆พงษ์สิทธิ์ คำภีร์(ポンシット・カムピー)/รักเดียว(ラック・ディアオ)
「愛、一筋」なんて身も蓋もない単刀直入なタイトルですが、カムピーがこんな曲を作ったのかと思うと、つい笑ってしまいます。
というのも、以前読んだ前川健一さんの本「まとわりつくタイの音楽」にはカムピーの事が少し触れられていて、そこにはカムピーは奥さんがいるにも関わらず愛人も沢山いると書かれていたからです。
しかも、「愛人は沢山いるけどまだまだ欲しい」と豪語していたらしいです。まぁ、どこまで本当かは分かりませんが。
そんなカムピーが「愛、一筋」とは・・・。
でも、このタイトルの意味は決して1人の女性だけを愛するという意味ではないかも知れないので、そう考えれば納得も出来ますけどw
コンサートではとにかく有名無名に関わらず沢山の人が歌っていて、タイでは若者向けにとりあえずこの曲を歌っておけ、的な鉄板曲になっています。
動画は2月28日、ナムデーン市場でのコンサートでゴン・フアイライが歌ったヴァージョンです。
ゴン+人気曲ということもあって、現場はちょっとしたパニック状態ですごかったです。
◆ก้อง ห้วยไร่(ゴン・フアイライ)/รักเดียว(ラック・ディアオ)
オリジナルが男性なので、歌うのはほとんど男性歌手ですが、少ないながらも女性歌手も歌っていて、ブア・ガモンティップは常にコンサートのレパートリーにこの曲を入れています。
通常はポップなアレンジで歌っているブアですが、1月30日の金城でのコンサートの時はアコースティック・セットで歌っていて、これがなかなか素晴らしかったです。
◆บัว กมลทิพย์(ブア・ガモンティップ)/รักเดียว(ラック・ディアオ)
ミディアムテンポの曲ですし、日本人がカラオケで歌うのには歌詞もそれほど難しくないので、歌えるようになれば、タイ人にも結構受けるかも知れませんね。
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