2015年11月28日土曜日

【コンサート・リポート#60~63】イム、ブアetc.7月19~24日のまとめ

#60
【Artist】ยิ้ม สุทธิดา(イム・スティダー)

【Date】19 ก.ค. 2558(2015年7月19日)

【Place】วัดภาณุรังษี(ワット・パーヌランシー)





#61
【Artist】แตงกวา ณัฐรดา(テンクワー・ナッタラダー)

【Date】20 ก.ค. 2558(2015年7月20日)

【Place】วัดภาณุรังษี(ワット・パーヌランシー)






#62
【Artist】ใจแก้ว ณัฐกานต์(ジャイゲーウ・ナッタガーン)

【Date】21 ก.ค. 2558(2015年7月21日)

【Place】วัดภาณุรังษี(ワット・パーヌランシー)







#63
【Artist】บัว กมลทิพย์(ブア・ガモンティップ)

【Date】24 ก.ค. 2558(2015年7月24日)

【Place】วัดภาณุรังษี(ワット・パーヌランシー)














この週は同じ場所へ通い詰めの週となりました。

場所はバーンパラットにあるお寺ワット・パーヌランシー。アヌサワリー・チャイからバスに乗って、チャオプラヤー川を越え、程なくしたところにあるお寺です。

ここで9日間に渡って様々な歌手が登場するイベントが組まれていました。ブア以外はどの歌手も、自分にとってあまり縁が無い歌手だったので、この機会にと行って見ました。ただ、結局行ったのは9日の内の4日だけでしたが。


最初に行ったのは19日のイム・スティダー。18日のプレーワー・パッチャリーも観たかったのですが、前日のイムのライブが外せなかった為、やむなくパス。

前日のイムのライブは、通常のコンサートとは異なるコンセプトだったので、こういうお寺などでの彼女のコンサートというのは初めてと言えます(何年か前に7Cコンサートで数曲歌うイムを観た事はありますが)。

前日の時も感じましたが、一見お嬢さんタイプのイムなので、おしとやかなのかと想像してしまいがちですが、結構天真爛漫でよく喋り、よく笑います。

ステージでも曲の合間合間に笑いとって、上手く観客をつかんでいました。

歌はオリジナルの他にイサーンの定番曲などもチョイス。彼女自身はバンコクで生まれ育ったはずですが、時代を考えるとそうせざるを得ないのでしょうね。

ただ、歌にもうちょっと存在感が欲しいと感じたのは事実です。そつなくこなすけど、何か印象に残らない、そんな事を思ったイムのステージでした。

続いて20日はテンクワー・ナッタラダー。彼女も名前は知っていましたが、これまでステージを観る機会が無かった歌手です。

彼女もイム同様に明るい性格。イム以上に良く喋り、ファンとふざけあったりしていました。キャラクターとしては今回観たSure勢の中では一番面白いかな。

でも、歌はイム同様、若干パンチが足らない感じ。やっぱり印象が薄いのが正直なところです。

歌う曲はオリジナルでもカヴァーでも何でも良いんですが、また観たいと思わせてくれるのが自分にとっては重要な事。

このコンサートの後、イムもテンクワーもライブに行っていないというのは、そういう気持ちにさせてくれなかったという事です。

21日のヂャイゲーウも同じ印象でした。Sureらしいといえばそうなんですが、ちょっと落ち着きすぎですよね。

特にヂャイゲーウなんかは、イムやテンクワーに比べるとルックスではピカイチだと思いますが、落ち着いた性格から、他の2人と比べたら若干分が悪い。もうちょっと貪欲に、目の前の観客を楽しませる事を考えていかないと、次につながらない気がします。

そんなSureの3人と比べると、24日のブア・ガモンティップはその辺りの事を常に考えているだけあって、現場力は他の3人とは比べ物にならないほど凄い。

オリジナル曲が多い訳でもないですし、彼女自身ヒット曲を持っている訳でもありませんが、とにかくスタートから畳み掛けるように観客を煽りまくるので、観ている方も自然と巻き込まれていってしまいます。

今回観た4人の中でブアだけトップラインということもありますが、ブレーンがやはり常に現場を観察し次の手を考えているので、今やブアはステージクイーンと言っても過言でないほど、沢山のコンサートをこなしています。

アルバムがなかなか出し難くなってきている昨今のルークトゥン業界なので、こういった現場力が今後は重要になってくるのではないかなと、そんな事を感じた4日間でした。

2015年11月24日火曜日

【アルバム発売情報】パオワリー・ポンピモンのカヴァーアルバムが12月発売

パオワリーン・ポピモン(เปาวลี พรพิมล)による、古いルークトゥンの名曲をカヴァーしたアルバムが来月(12月)発売されます。




タイトルは「(プレーン・メー・チョープ)」=「母が好きな歌」

タイトル通り、自分より一世代前の歌を中心にカヴァーしているようです。

2シリーズで発売され、1枚に10曲入りでトータル20曲収録とのこと。

まだ宣伝動画などは公開されていませんが、昨日(11月23日)にサムットサーコンのお寺で行われたパオのコンサートでは、この中から何曲か歌っていました。

その中にはVol.1に収録される予定のシリントラー・ニヤーゴン(ศิรินทรา นิยากร)の「ヂャ・コー・ゴ・リープ・コー(จะขอก็รีบขอ)」もありました。

◆11月23日のパオのコンサート@ワット・ヂェーダーラーム(サムットサーコン)


【OFFICIAL TEASER】จะขอก็รีบขอ-เปาวลี พรพิมล เพลงแม่ชอบ


【OFFICIAL TEASER】วอนลมฝากรัก-เปาวลี พรพิมล เพลงแม่ชอบ

今のところの発売日は12月11日(12月18日に決まりました)です。

【GMM SHOPS】
http://www.gmmshops.com/item5021

http://www.gmmshops.com/item5022


2015年11月23日月曜日

【コンサート・リポート#54~59】ゴーン、ブアetc.2015年7月11~18日のまとめ

#54
【Artist】ก้อง ห้วยไร่, ทัศพร ทองจันทร์, นาขวัญ แก้วสกล(ゴーン・フアイライ、タッサポーン・トーンヂャン、ナークワン・ゲーウサコン)

【Date】11 ก.ค. 2558(2015年7月11日)

【Place】ตำนานคนอีสาน, พระราม3(タムナーン・コン・イサーン、ラマ3世通り)







タッサポーンに誘われるがまま行ったこの日のコンサートでしたが、まさにヒット曲誕生を目の当たりにした瞬間でした。この時の事は、今でも脳裏から離れません。

詳しくはタイランドハイパーリンクスのコラムに書いたので、そちらをご覧いただきたいと思います(音楽天国タイランド第21回「ゴーン・フライライ:タイ人の心を捉えたひとつの歌」)。

しかし、ゴーンがメインなので女性客が中心なのは分かるけど、タッサポーンとナークワンが出てきたら、舞台前からサーッと引くのはやめてほしいよねwww


#55
【Artist】บัว กมลทิพย์, แจ๊ส ซุปเปอร์โซว์(ブア・ガモンティップ、ジェス・スーパーショー


【Date】12 ก.ค. 2558(2015年7月12日)

【Place】บริเวณริฟุตบาทใต้ทางด่วนถนนจันทร์(タノン・ヂャン、高速入り口付近)





7月はブアのコンサートに行く機会が多かった月。この日は3日のナワナコンに続き2回目です。

場所はBTSスラサック駅からほど近いヂャン通りにある高速道路の入り口付近にあるスペースでした。

人が多い割には食いつきが悪かったけど、ライブ終了後は観に来ていた人達に囲まれたりして、皆それなりに楽しんでくれたようでした。

場所がらブア・ファン仲間が沢山集結して、ブアを囲んでの食事会も楽しかった、思い出の1日でした。


#56
【Artist】บัว กมลทิพย์, แจ๊ส ซุปเปอร์โซว์(ブア・ガモンティップ、ジェス・スーパーショー)

【Date】16 ก.ค. 2558(2015年7月16日)

【Place】สามแยกเตาปูน(タオプーン、三叉路市場)





7月、3回目のブア。場所は地下鉄バンスー駅から陸橋を越えたすぐのところにある、三叉路の市場でした。

ここがなかなか悲惨で、まず市場そのものに人が少ない。しかも、少し早めの時間に始まったこともあって、ライブも盛り上がらないまま終了してしまいました。

それと、自分的には写真を撮るには非常に撮りにくい照明だったことでも印象に残っている場所です。

かなり暗めのステージ上から当てる照明が無かった為、被写体である歌手に光量が足りず、結果まともな写真がほとんど残っていません。

ここに上げたのは、まぁ何とか見れるレベルの精一杯です。

◆บัว กมลทิพย์(ブア・ガモンティップ)/ เวิ้นเว้อ(ウン・ウワー)


#57
【Artist】ก้อง ห้วยไร่, ทัศพร ทองจันทร์, นาขวัญ แก้วสกล(ゴーン・フアイライ、タッサポーン・トーンヂャン、ナークワン・ゲーウサコン)

【Date】16 ก.ค. 2558(2015年7月16日)

【Place】อีสานลำซิ่ง, คลองต้น(イサーン・ラムシン、クロンタン)








衝撃的だった11日から5日後、再びゴーンのライブへ。

この日の会場はクロンタンにあるイサーン・ラムシン。場所的には自分が住んでいる所から近くて便利なお店です。

会場に到着した時間が11時頃と少し早めだった事もあって、お店の中は11日に比べると落ち着いた感じでした。今回は落ち着いて観られそう・・・。

と、思ったのは大間違いでした。イサーン・ラムシンはメインが25時始まりなので、24時回ったあたりから、ぞくぞくとお客さんが店の中へ。25時近くになるともう入りきらないだろう、と思うほど人が店の中に吸い込まれていっていました。

結局、ライブが始まると前回同様満員のお客で大盛り上がり。ここでもゴーン・フィーヴァーを見せ付けられました。

タッサポーンとナークワンは、11日は1曲づつしか歌いませんでしたが、この日は2曲づつ歌っていました。

ライブ前にタッサポーンに「今日は何曲歌うの?」と聞いたら、「今日は2曲。ライブが1時間の時は1曲、1時間半の時は2曲って増えてくの。555~」なんて冗談交じりに言っていました。

タッサポーンはモーラムを、ナークワンは流行の曲をと、キャラが違う所も観ていて楽しかったです。

#58
【Artist】ยิ้ม สุทธิดา(イム・スティダー)

【Date】18 ก.ค. 2558(2015年7月18日)

【Place】ร้านอาหารโอกินาวา คินโจ, พระโขนง(金城、プラカノン)






そむちゃい吉田さんプロデュースにより行われた、イム・スティダーのアコースティック・ライブ。場所はプラカノンにある沖縄料理店「金城」。

コンセプトは一昔前に流行ったアンプラグドと同じですが、今回はタイの歌だけでなく日本の歌も何曲か歌うという事で、タイと日本の音楽的交流の第1歩ともいえる画期的なイベントでした。

実は自分はイムのライブをまともに観るのはこれが初めて。何年か前に7Cコンサートで数曲歌う姿を見たことはありましたが、あまり記憶はありません。

それと、今回はゲストにプムプアンの一人息子であるペット・ドゥアンヂャンが出演した事も、注目点でした。

そのペット君はX Japanの曲を見事な日本語で披露。本当に好きなんだなぁ、という事がヒシヒシと伝わってきました。

歌と演奏は文句なく良かったですし、お客さんも満員で、ライブ全体も和気あいあいと進行し、間違いなく大成功と言えたものでした。

しかし、お客さんの大半が日本人という事で、自分的にはちょっと居心地が悪かったのも事実。

それと、どうでも良い話なのですが、みんなで「昴」を歌うところで気が付いた事があります。それは、自分はこの歌を歌うことが出来ない、という事。

それは歌詞やメロディーを知らないということではなく、体が否定をしているという事。歌おうとしても、声が出てこないことにちょっとビックリしました。


#59
【Artist】ปูนิ่ม แสงตะวัน(プーニム・セーンタワン)

【Date】18 ก.ค. 2558(2015年7月18日)

【Place】แคนสยาม1, ถนนเจริญราช(ケーン・サヤーム1、ヂャルーンラート通り)








イムのライブの後は、キャラ的に真逆のプーニムのライブへ。場所は初めて彼女を観た思い出のお店「ケーン・サヤーム」。

今回のパートナーは、マイタイの物まねをしているピトゥーンです。

前回同じ場所で観た時と比べると、エロ度はだいぶ抑え気味でしたけど、やっぱり深夜のプーニムは色っぽくて良いです。

生バンドで聴く彼女のモーラムは最高ですね。

土曜日ということもあって、客入りもなかなかでかなり盛り上がりました。

しかし、この店の料理の辛い事。

ライブ終了後、プーニムと彼女のスタッフたちと食事をしたのですが、これがイサーン人も食べられないレベルの辛さw

仕方なく「辛くなくして」とプーニムが頼み直してくれましたが、辛くなくしたソムタムと激辛ソムタムを並べて、「こっち(辛い方)は大人用、こっち(辛くない方)は子供用。辛くない方しか食べられない私たちは子供w」と言っていたのは笑いました。