2017年1月17日火曜日

【別冊ラムヤイ・ハイトーンカム】まもなく再生回数4000万回!新曲「プーサーオ・カー・ロッ」が人気拡大中

◆ラムヤイ・ハイトーンカム@タラート・ドゥアンヂャルーン(2017年1月11日)


しかし、凄い事になってきました、ラムヤイの新曲「プーサーオ・カー・ロッ」。

ちょっと前には「ついにYouTube再生回数1000万回達成!」などと喜んでいたのですが、あれよあれよという間に2000万回、3000万回を突破。公開約2ヶ月で、間もなく4000万回に到達しようという勢いです(2017年1月17日現在で3700万回)。

1日で約100万回づつ伸びていますので、4000万回に達するのも時間の問題でしょう。

そして、いずれはこの曲を作ったアーム・チュティマーの「アディート・クーイ・パン」をも抜くでしょう。


◆ลำไย ไหทองคำ(ラムヤイ・ハイトーンカム)/ผู้สาวขาเลาะ(プーサーオ・カー・ロッ)



このご時勢、タイ音楽で再生回数4000万回なんて大した数字ではないかもしれません。ラムヤイの曲以外にも、このくらいの数字をたたき出している曲は沢山あります。

しかし、インディーであることと、公開からわずか2ヶ月という短期間という事を考えれば、これはかなり凄い事です。

それに、まだラムヤイの事など誰も知らなかった1年前に初めて見た時から、彼女の可能性を信じて追いかけてきた身としては、今の状況は感慨深いものがあります。

ただ、ファンとしては困った事もあります。

それは、「ほとんどバンコクに来なくなった事」です。

ラムヤイは基本バンコクに住んでいるので、今まではバンコクを中心に歌っていましたが、この「プーサーオ・カー・ロッ」が先にイサーンで人気に火がついた為、コンサートのほとんどがイサーンになってしまいました。

ちなみに1月17日現在で決まっている2017年1月のラムヤイのコンサート予定の中で、バンコクは21日ピンクラオのたった1ヶ所のみです(しかも休み1日も無し!)。


◆2017年1月のラムヤイ・ハイトーンカムのコンサート予定


◆2016年12月19日、シーサケートでのコンサート



たぶんファンの中ではラムヤイのコンサートを最も観ているであろう自分でさえ、彼女のコンサートを観ることが出来たのは、12月6日のドンムアン以降ありませんでした。

1月21日行くとしても、それでもだいぶ間が空いてしまうなぁと思っていたところ、11・12日の仕事が休みとなり、ならばラヨーンに行けるか、という訳で、ちょっと危険な賭けではありましたが、ラヨーンへ彼女のコンサートを観に行って来ました。

12月6日にドンムアンで見た時は、まだ人気が出始めた頃という事や場所的に微妙な所だったという事もあり、盛り上がりとしてはそこそこという感じだったのですが、最近のイサーンでのコンサートを動画で観てみると、かなり盛り上がっている様子。

これはしっかり自分の目で確かめなければという思いで、タクシーなどが全くないラヨーンへと行くことにしたのです。

そして、実際に観た、今のラムヤイのコンサートは本当に凄い盛り上がりでした。

会場に到着した時、ちょうどラムヤイのコンサートが始まる時だったのですが、彼女がステージに登場した途端、それまでがら空きだった舞台前に観客が殺到。そして、オープニングの「プーサーオ・カーロッ」で大合唱が起きた時には、つい込み上げてくるものがありました。


◆2017年1月11日、タラート・ドゥアンヂャルーン(ラヨーン)でのコンサートのスナップ



コンサートの間中、ひっきりなしにチップを上げに来る観客たち。

さらに、このコンサートを観て分かったのは、今回のこの曲の人気の中心は若い女の子たちであるという事です。

ラムヤイは同性には嫌われそうなタイプなので、人気が出た場合、男性ファンにちやほやされたとしても女性ファンからはどう思われるのだろう、という懸念を以前から持っていましたが、このアームが書いてくれた曲のおかげで、女の子たちの気持ちを掴む事が出来たのは、ラムヤイにとってこれから先、非常に重要なポイントになってくると思います。

オープニングで「プーサーオ・カー・ロッ」を歌ったものの、1回だけで観客は許してくれる訳もなく、コンサートの間中、あの曲を歌ってくれ歌ってくれと何度もリクエストをされていました。

そして、ラストにもう一度歌った時には、オープニング以上の盛り上がりとなりました。

その時の様子を撮影したのが次の動画です。


◆ラムヤイ・ハイトーンカム/プーサーオ・カー・ロッ(Live)@タラート・ドゥアンヂャルーン(2017年1月11日)



初めてスーパーマーケット前の小さなステージでラムヤイを見た時、この娘はいずれ人気が出るに違いないと確信したものの、それがいつになるのかは全く分かりませんでした。

少なくとも数年はかかるだろうし、もしかしたらその日は来ない可能性ももちろんありました。

しかし、ちょっとしたフライングはあったものの、予想外の早さでこうしてタイの人達に歌で認めてもらえたのは、ファンとしては本当に嬉しいことです。

この曲をカヴァーする歌手も徐々に増えてきていますし、今後もこの人気はさらに拡大していくでしょう。いや、いってほしいです。

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