1ヶ月ほど前にYouTube再生回数4000万回を達成したと、このブログでもお伝えしたばかりのラムヤイ・ハイトーンカムの曲「プーサオ・カーロッ(ผู้สาวขาเลาะ)」ですが、まだまだ人気は続いています。
それどころかますます人気は拡大する一方でして、2月16日現在で再生回数は7500万回を超えました。公開約3ヶ月ちょっとでこのスピードはかなり早い方だと言えます。
この調子だと8000万回達成もそう遠くないでしょうし、1億回という大台も視野に入って来ました。
ラムヤイの存在を知って1年半。この娘はいつかすごい歌手になるだろうと思って応援して来ましたが、まさかこんなに早くその日が来るとは思っていませんでしたね。
あまりにも早すぎて、正直まだ実感が沸かないのですが、凄い人気になっているのは事実です。
イサーンでのラムヤイのコンサートは連日2000~3000人が集まる大盛況。バンコク近郊ではなかなかコンサートが行われませんが、1月21日にピン・クラオのパブ「ポー・グンパオ」で行われたライブではこの大きな箱の全席が埋まり、4000人近くの客が入ったと言っていました。
◆ラムヤイ・ハイトーンカム@ポーグンパオ、ピン・クラオ(2017年1月21日)
その時の様子を自分が撮影した動画が、次の動画です。MCが「プーサオ・カーロッ」とタイトルを言った時の歓声で、この曲がどれくらい人気があるのかが分かってもらえると思います。
◆ラムヤイ・ハイトーンカム/プーサオ・カーロッ@ポー・グンパオ(2017年1月21日)
それと、もう一つの動画はバンコクで一番新しいライブで、ヂェンワタナで行われたヤソートン出身の人たちの集まりにラムヤイが出演した時のものです。
ラムヤイはロイエット出身なので、このヤソートンのイベントになぜ呼ばれたのかは良く分かりませんが、とりあえずなかなかバンコクでは観る機会が無いので、行ってみました。
この日はカラオケで数曲歌っただけでしたが、やはり旬だけあって、わずかの時間でもマーライやチップを沢山もらっていました。
◆ラムヤイ・ハイトーンカム@ルアムポンコン・ヤソートン・フェスティバル(2017年2月11日)
◆ラムヤイ・ハイトーンカム/プーサオ・カーロッ@ルアムポンコン・ヤソートン・フェスティバル(2017年2月11日)
で、ようやく今回の本題ですが、曲がヒットすると沢山の歌手がコンサートでカヴァーするようになります。というより、むしろタイではカヴァーされることこそヒットの証と言えます。
自分も最近はコンサートに行く度にこの曲を耳にするようになりました。カヴァーするという事は、その曲が観客にウケるというだけでなく、歌う人が気に入っているという事でもあるので、そういった意味でもラムヤイを応援してきた身としては本当に嬉しい事です。
今まで自分が聴いたこの曲のカヴァーの中で特に素晴らしかったのは、アーム・チュティマーが歌ったヴァージョンです。
と言っても、アームはこの曲を作った人なので、厳密にはセルフ・カヴァーと言った方が的確です。
◆アーム・チュティマー/プーサオ・カーロッ@ラーン・ビアソット(2017年1月29日)
また、この曲は今、モーラムのコンサートでも歌われるようになってきています。
自分が特に好きな歌手のブアゲーウ・シーウボン(サーオノーイ・ペットバーンペーン)もこの曲を歌っているのですが、残念ながらまだ彼女が歌っているヴァージョンは生では聴く事が出来ていません。
自分が聴く事が出来たのはモーラム・ヂャイグーン・ローイという楽団のチェリー・ピヤポンが歌っていたヴァージョンです。
ラムヤイの歌がモーラムのステージでも歌われるようになったなんて、夢のようです。
◆チェリー・ピヤポン・モーラムヂャイグーンローイ/プーサオ・カーロッ(2017年1月22日)
そして、今やラムヤイの先輩歌手達もこの曲を歌うようになってきています。
例えばヌット・プラトゥムトーンやこのドークムーイ・ペンナパー、そして最近シーヂャン・ウィーシーと一緒に活動するようになったペンナパー・ネープチットなどなど。
これはラムヤイが先輩歌手達に認められた、という風に捉えてもよいのではないかと思っています。
先輩歌手達からお墨付きをもらえれば、怖いものなしですね。
◆ドークムーイ・ペンナパー・ソムスック/プーサオ・カーロッ@タイプラガン・マーケット(2017年2月4日)
◆ペンナパー・ネープチット/プーサオ・カーロッ@ピマーンミン・マーケット(2017年2月5日)
もうこの時点で立派な「大ヒット」ですが、やはりここまで来たら1億回を目指したいですね。
これだけヒットすれば、ファンとしては充分満足なのですが、重要なのは「ヒットの後」だと自分は思っています。
それまで無名だった歌手がヒット曲をだして、一躍人気歌手の仲間入りしたというのは過去にも沢山いましたが、ヒットを続けてだせて、初めて「本物の歌手」だと言えます。
あのインリーでさえヒットが続かず、今はコンサートがだいぶ減りましたからね。タイでは1曲当たれば一生食べていけるくらいになるらしいですが、そんなのは本物の歌手ではなく、ただの一発屋ですからね。
ラムヤイは一発屋にはなって欲しくないですし、彼女には歌手としての実力は充分ありますから、この曲だけでは終わらずに、次もこれを超えるヒット曲を出してくれる事を信じています。
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