2015年12月10日木曜日

【ピックアップ・シンガー】ラムヤイ・ハイトーンカム:無限の可能性を秘めた17歳

◆ラムヤイ・ハイトーンカム(ลำไย ไหทองคำ)

本音を言うと、今回紹介する歌手はまだまだ秘密にしておきたかった人です。

ただ、お世辞抜きに逸材といえるので、自分だけものにしておくのはもったいない、という事で、数少ないこのブログの読者にコッソリ教えちゃいます。

その歌手の名前はラムヤイ・ハイトーンカム。

日本人はおろか、タイ人もまだほとんどフォローしていないので、日本語で紹介されるのも当然これが最初です。

彼女は現在バンコクに住んでいますが、出身はローイエットだそうです。

ラムヤイの名前はFacebookで以前から知ってはいたのですが、どういう活動をしているのかまでは分かりませんでした。もちろん歌も未聴。ルックスから想像して、歌はそんなに期待できない感じもしました。

そんな時、10月にBig Cラマ4世店前で行われたイベントの中に彼女の名前を発見。期待半分不安半分で観に行ってきました。

◆10月18日、Big Cラマ4世店前でのラムヤイ・ハイトーンカムのステージ。






仕事終わりの8時頃に会場に到着しましたが、多分10時頃の始まりと予想して、ステージ前で呑気にご飯を食べていたら、9時過ぎにラムヤイを呼び込む声。慌ててカメラを構えました。

しかし、登場して1曲目を聴いてビックリ。しっかり歌える娘ではないですか!

ルックスはいかにもカワイ子ちゃんタイプなので、声もそれ系なのかなと思っていましたが、結構太めで芯がしっかりしている。

そして喋りも立つし、エロっぽい動きなんかもする。これはなかなかの逸材ではないですか。

しかもボディーもグラマラスだし、他に何が必要なのか?と思ってしまうほど。

歌はまだまだ荒削りな部分もありますが、その辺は場数をこなしていけば解決する事なので、それほど心配はしていません。











さらにビックリしたのが、彼女の年齢。後から知ったのですが、ラムヤイはまだ何と17歳。今はまだ学校に通う高校2年生です。

ステージ衣装は露出度高いし、エロい事は言うし、何よりもしっかりとした話っぷりなので、多分20歳前後だろうなと思っていたのですが、まさか高校生とは・・・。

上の動画ではカンフーなんかも歌っているのですが、その時ステージ前を子どもたちが陣取っていて、その子どもたちに向かって「18歳以下がいるけど、大丈夫かしら」みたいな事を言っていますが、17歳だなんて知ったら「お前もじゃないか!」とツッコミを入れたくなってしまいますねwww

この後も何度かラムヤイのステージを観る機会があったのですが、やはりこの娘はかなりポテンシャルが高い、というのを見る度に感じています。

◆11月6日、Tesco Lotus オンヌット80前でのイベントにて。








特に、11月25日、ホワイクワン競技場でのイベントに出演したときは、歌った曲数は3曲だけだったのですが、生バンドがバックだったということもあって、迫力のある演奏と、それにも負けないラムヤイのハリのある声が素晴らしく、この時も改めてラムヤイの良さを実感しました。

◆11月25日、ホワイクワン競技場でのラムヤイ。



◆ลำไย ไหทองคำ@สนามกีฬาห้วยขวาง (25 พ.ย. 2558)



◆11月25日、サパーン・クウェーン(ラマ9世)でのラムヤイのステージ。


◆ลำไย ไหทองคำ@สะพานแขวน พระราม9 (25 พ.ย. 2558)


と、これ以上求めるものがないほどの歌手であるラムヤイといえますが、一つだけ不安に思っていたことがありました。

それは「モーラムは歌えるのか?」という事。

これまで観てきたステージでは、まだ数が少ないということもありますが、モーラムを歌っているのを聴いた事がありませんでした。もちろん、イサーンの歌手が全員モーラムを歌える訳ではありませんが、もし歌えればそれだけヴァリエーションも増えますし、その歌手の魅力も増します。

そんな一抹の不安をものの見事に砕いてくれたのが、12月6日ホワイクワン競技場でのステージでした。

この時はのっけからモーラム(オーソドックスなモーラムではありませんが)。しかも、かなり本格派。

この日はタイは連休中ということもあって、お客もノリが良く、さらにラムヤイがノセ上手なので、かなりの盛り上がり。

動画を見てもらえれば分かりますが、ラムヤイを目的に来ている訳でもないお客をこれだけ盛り上がらせることが出来るのは、彼女にそれだけの力量があるという事の証です。


◆12月6日、ホワイクワン競技場でのラムヤイのステージ。











ラムヤイを観ていていつも思うのが、何かのキッカケがあれば、その人気は一気に爆発するだろうな、という事。

自分としては一気にではなく、時間をかけてじっくりという方が理想ですが、これだけの可能性を秘めた歌手ですので、どうなるかは分かりませんね。

とりあえず、ルックス目的の日本のルークトゥン・ファンだけには汚されたくないですけどw

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