今から1ヶ月前の4月19~21日、ちょっとだけ連休が取れたので、南部のスラータニーへ行ってきました。
目的はSKY PASSのライブを観る為。ちょうど休みと重なる日に下の画像をFacebookで見つけたので、軽い気持ちで行ってみようかな、と。
この日のコンサートは告知画像を見てもらうとお分かりのように、男ばかり。しかも、知っているのはそのSKY PASSとR-Siamのルアンガイ、デート・イサラくらい。
でも、SKY PASSが観られればそれで良いか、という気持ちでした。なんせ1月にナワナコンまで観に行って中止という屈辱の経験があったもので。
しかし、片道10時間のバス移動は若くない体には、さすがに堪えました(笑)。でも、それ以上に大きな収穫もありましたけど。
それが今回取り上げるバンドの曲です。
バンド名は「วงสิว(ウォン・シウ)」。ウォンはタイ語でバンドとかグループという意味なので、ローマ字で書くとSIW BANDとなります。
コンサートは7時から始まっていたのですが、何だかんだで自分が会場のお店「チャイカー・キアン・ダーオ」に到着したのが9時。
とりあえずテーブルを確保して、食べ物などを注文した所で程なく登場したのがこのバンドでした。
彼らが登場する直前に、お店のスクリーンで流されていたのがこのSIW BANDの「ダン・テー・トー(ดังแต่ท่อ)」という曲で、それを聴いた途端「めちゃくちゃイイ!」と思わず反応してしまいました。
キャッチーなサビが耳に残るし、アップテンポで踊っても楽しい、まさにタイでのヒット曲の要素を兼ね備えたこの曲。コンサートでは重宝されそうです。
◆วงสิว(ウォン・シウ)/ดังแต่ท่อ(ダン・テー・トー)
このSIW BANDについては、まだ詳しい事は分からないのですが、ボーカルの彼のルックスがユニークというだけでなく、ライブを観る限りでは若手ながらしっかりした実力もあるようでしたので、将来が楽しみなバンドです。
ちなみに、この曲でフューチャーされているディアオ・アイウンという人ですが、この人はアイウン(ไออุน)というバンドのボーカリスト。
彼らもこの日のコンサートに出演していたのですが、自分はその時初めて知ったくらいなので、こちらに関しても詳しい事はまだ分かりません。でも、結構黄色い声が上がっていたので、南部では人気のあるグループだと思います。
下の動画は当日撮影したSIW BAND。登場した時間が早かった事もあって、盛り上がり的にはイマイチでしたけど、なかなか良い演奏をしていたと思います。
◆วงสิว/ดังแต่ท่อ@ ชายคาเคียงดาว จ.สุราษฎร์ธานี(20 เม.ย. 2559)
もう1本の動画も同じ曲なんですが、最後にもう1度演奏された「ダン・テー・トー」の方が良かったですね。慌てて撮ったので、途中からになってしまいましたが。
วงสิว/ดังแต่ท่อ(Replay)@ ชายคาเคียงดาว จ.สุราษฎร์ธานี(20 เม.ย. 2559)
これはタイに限りませんが、地方ごとにそれぞれ特色がある音楽シーンがあって、決して中央だけが全てではない、と感じさせられた今回のスラータニー遠征。
特に南部は独自の音楽シーンが形成されているようで、しかもそれがなかなかバンコクの方までには伝わってきません。
バンコクに来るのを待っているだけでなく、自ら動かないと良い音楽に巡り会うチャンスをつかめないんだな、とこの曲との出会いで強く思わされました。
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