【Date】1 July 2015
【Place】Studio Lam, Sukhumvit 51
年々、海外での評価が高まり、それが逆輸入のような形でタイ国内での注目も高まりつつある、DJ Maft Saiプロデュースのバンド、Paradise Bangkok Molum International Band(以下、PBMIB)。
今年も既に2回のヨーロッパツアーを敢行。この日のライブはその2回目のヨーロッパツアーに旅立つ前に行われたライブです。
場所は彼らのホームである、トンローのスクムウィット51にあるStudio Lam。彼らはここで不定期ではあるが、タイにいる時は2ヶ月くらいのペースでライブを行っております。
自分も以前、この箱のオープン記念で行われたPBMIBのライブを観に来た事があるのですが、その時は無料で入れたため、ただでさえ小さい箱に観客が殺到。とても入れる状況ではなかったので、その時は入らずに帰ってきてしまいました。
今回は入場料は必要なようなので、さすがにそこまでにはならないであろうものの、やはり人気のあるバンドですので、確実に入れるよう少し早めに20時に友人と待ち合わせてやってきました。
ただ、いくらなんでも20時は早すぎたようだったので、先に近くの屋台街で食事。食べ終わって戻ってくると、ぼちぼちと人が入り始めていました。
しかし、何度も言うようですが、ここは狭い!ぎゅうぎゅうに押し込んでも50人も入らないと思います。そこへバンド・セットを組む訳ですから大変です。
案の定、ライブが始まる直前には店の中は満杯。客層を確認するとやはり外国人中心ではあるものの、以前と比べたらタイ人客も確実に増えてきています。
ただ、彼らはそれなりにお金を持っている人たちである事は想像できます。自分が普段コンサート会場で見かけるタイ人の顔とはだいぶ違いますから。
今回のライブ・メンバーはいつもの4人に加えて、プロデューサーのMaft Saiがチンで参加。しかも、これが上手い!彼はお皿を回しているだけでなく、こんな才能があったなんて。
チンはタイの音楽においては、非常に重要なポジションを占める楽器。なにしろ、タイの伝統音楽が演奏される時は、チンが全体の中心となるので。チンのリズムを基本に他の楽器が演奏するという風になっているのです。
バンド演奏となるとまた違った意味合いになってきますが、それでもチンの演奏がまずいと全体もおかしな感じになってきてしまうものです。
大きな舞台での演奏でMaft Saiがチンを演奏することがあるのか分かりませんが、そうであっても全然おかしくないほどの素晴らしい演奏でしたね。
それと、この箱はライティングシステムは一切ないので、真っ暗とは言わないまでも、かなり暗い状態。写真を撮る者としては、かなり辛い状況です。その辺りは動画を見てもらえれば分かると思います。
今回はフラッシュをバウンスさせて撮影しましたが、なかなか思うような写真が撮れなかったので、今回の記事は写真は少なめです。さらに、ちょっと加工してあります。
そんな訳で、今回は動画中心でお楽しみください。
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (1)
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (2)
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (3)
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (4)
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (5)
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (6)
◆Paradise Bangkok Molam International Band Live at Studio Lam (7)
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