2015年6月14日日曜日

【コンサート・リポート#30】シリポーン・アムパイポン@スクサワット22(20150508)

【Artist】ศิริพร อำไพพงษ์(シリポーン・アムパイポン)

【Date】8 พ.ค. 2558(2015年5月8日)

【Place】ริมถนนสุขสวัสดิ์22 ตรงข้ามบิ๊กซีบางปะกอก(スクサワット22、BigCバンパゴーク向かい)












4月末から5月あたまにかけて続いたライブラッシュもいよいよ終盤。5月8日はスクサワット通りソーイ22付近の市場にシリポーン・アムパイポンが来ましたので、観に行ってきました。

シリポーンを見るのは2月末以来だから約2ヶ月ぶりになります。バンコク周辺でのライブは少ない&情報がつかみ難いピー・ナーン(シリポーンの愛称)ですので、見つけられたら出来る限り行くようにしています。

ただ、これまで自分の経験したピー・ナーンのコンサートではいずれもあまり良い印象がありません。

それはシリポーン本人が悪い訳ではなく、酔っ払って騒ぐ(暴れる)客が多いというのが原因です。

日本人には理解し難いけど、タイ人はシリポーンの曲でやたらエキサイトします。もちろんモーラムということもありますが、ただ、ラムシンのように徹底的に踊らせるタイプではないので、何故ここまでエキサイトするのか、正直分からない部分があるのは確かです。

今回もこわ~いステージになるのかなぁ、と一抹の不安を感じながら会場へと向かいました。

スクサワット22だとBTSでウォンウィアンヤイまで行き、そこからバスが一番手っ取り早いのですが、19時に仕事が終わってそれから直行すると、どうせライブが始まるのが22時頃なので、早くつきすぎてしまいます。

そんなわけで今回はバスを使ってのんびり向かうことにしました。

で、結局会場に着いたのが21時頃。先に来ていた友人は19時頃から来ていたらしく、つくなり「何で遅くなった?」と聞かれました。そんなに早く来てもシリポーンは始まらないんだけど。

ただ、この日はちょっとビックリしたことが。シリポーンの前に歌っていたのが、他の会場でもちょいちょい顔を合わせるワントーン・ノーンヒンハウ(วันทอง หนองหินห่าว)。ステージ前に行ったらすぐに気がついてくれました。


◆ワントーン・ノーンヒンハウ(左)とペット・サハパット(右)

思えばワントーンを初めて観たのが、2014年9月のシリポーンのコンサートの時。偶然にもその時と同じ組み合わせでした。

ワントーンと彼女と一緒にステージに上がっていたペット・サハラット(เพชร สหรัตน์)のそっくりさん「ペット・サハパット(เพชร สหพัฒน์)」がなかなか客席を温めてくれて、22時過ぎにいざシリポーンのコンサートがスタート。

今年デビュー30周年の節目として、ニューアルバムも発売されたばかり(この時はまだ出てなかったけど)のピー・ナーン。同じくらいのキャリアの歌手と比較したら、まだまだ精力的に活動している方だと思います。

とは言え、さすがに年齢的にも若い歌手のようにステージを動き回るようなことはしませんし、声的にも若干お疲れ感があるのは否めません。

それでも、さすがの存在感。バンドとのコンビネーションも抜群ですし、MCも饒舌で笑いを取ったりして、ユーモラスな面も見せたり。

曲は「ボー・ラック・シー・ダム」や「キット・ホート」といった大ヒット曲からアルバムからの曲や渋いモーラムまで、幅広い選曲はキャリアのなせる業ですね。

それに、自分にとってシリポーンは初めてタイでコンサートを観た、特に印象に残っている人。日本人にはそれほど人気がないかもしれませんが、大切にしたい歌手です。

肝心の暴れる客ですが、今回もお酒を飲める状況ではあったものの、比較的穏やかなステージ前でした。いつもこんな感じだと良いんですけどね。


◆ศิริพร อำไพพงษ์(シリポーン・アムパイポン)/เปลี่ยนความตั้งใจของน้องได้บ่(プリアン・クワーム・タンヂャイ・コーン・ノーン・ダイ・ボ)


◆ศิริพร อำไพพงษ์@ริมถนนสุขสวัสดิ์22(2)


◆ศิริพร อำไพพงษ์(シリポーン・アムパイポン)/อย่าไว้ใจทาง อย่าวางใจแฟน(ヤー・ワイ・ヂャイ・ターン、ヤー・ワーン・ヂャイ・フェーン)



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