【Artist】V.A(ก้อง ห้วยไร่,อาม ชุติมา,บุญตา เมืองใหม่,เอิ้นขวัญ วรัญญา,ดวงจันทร์ สุวรรณี,ฯลฯ)
【Title】ลูกทุ่ง เพลงใหม่ ป้ายแดง ชุดที่3(ルークトゥン・プレーンマイ・パーイデーン Vol.3)
【Release Date】พ.ย. 2559(2016年11月1日)
1.คู่คอง/ก้อง ห้วยไร่
2.หัวใจคึดฮอด/มนต์แคน แก่นคูน
3.ติด ร.วิชาลืม/เอิ้นขวัญ วรัญญา
4.อดิตเคยพัง/อาม ชุติมา
5.แทงข้างหลัง/เล้ง ศรันยกันย์
6.อยากโทร.หาใจสิขาด/บุญตา เมืองใหม่
7.ผู้บ่าวเก่า/นิค คณิตษรณ์
8.คนเจ้าชู้อยู่ที่เดียวบ่ได้/ศิริพร อำไพพงษ์
9.วาสนาสั่งมาเจ็บ/สมบูรณ์ ปากไฟ
10.แผลเป็นวันวาเลนไทน์/ตั๊กแตน ชลดา
11.ไม่มีข้อแม้ตั้งแต่เริ่มต้น/เจมส์ จตุรงค์
12.อยากเป็นคนรัก ไม่อยากเป็นชู้/อาย ปลิตา
13.โทรมาทำไม เมือใจหมดรัก/ดวงจันทร์ สุวรรณี
14.แทนความคิดถึง/อิสร์ อิสรพงศ์
15.ชอใจเธอแลกเบอร์โทร/เล้ง ศรันยกันย์
16.คนบ้านเดียวกัน/เจมส์ จตุรงค์
先日、タイランドハイパーリンクスに連載しているコラム「音楽天国タイランド」を更新しました。
第28回目のテーマは「インディーズ」。
ここの所、自分の興味がメインストリームよりもインデペンデントの歌手達に移ってきているというのもありますが、最近のヒット曲の多くがインディーズから生まれているという状況を伝えるという意味もあります。
そんな時、タイミング良く、そのテーマとリンクしたようなコンピレーションが発売されたので、早速購入しました。
タイトルは「ルークトゥン・プレーンマイ・パーイデーン Vol.3」。その時その時の新しい曲を集めたコンピレーション・シリーズの最新作です。
Vol.1とVol.2は未購入なので比較できませんが、今回のVol.3は文字通りルークトゥンモーラムの最前線が分かる、非常に充実した内容になっています。
まず、目玉はやはりゴン・フアイライの新曲「クー・コーン」が収録されている事でしょう。
コラムを書いていた時は、この曲のYouTube再生回数はもうすぐ1億回に到達しそうという時でしたが、あれよあれよという間に数字を伸ばし、記事がアップされた時にちょうど1億回を突破しました。
「サイ・ワー・・・」が1年かけて1億回に到達したのに対し、今回の曲は約2ヶ月でその数字になったのは驚異的です。
話題性だけでなく、曲そのもののクオリティーも素晴らしいです。
特大ヒットの後の曲作りは相当なプレッシャーがあったものと思われますが、その壁を見事に乗り越えたゴンには拍手を送りたい。
感動的な、文句なしの名曲です。
◆คู่คอง/ก้อง ห้วยไร่
そして、もう一つの目玉はアーム・チュティマーの曲「アディート・クーイ・パン」が収録されている点です。
このブログでは何度か彼女の事を取り上げてきましたが、とうとうグラミーのコンピレーションに収録されるまでに成長しました。
彼女のソングライターとしてのセンスは素晴らしく、すでに次の曲も作られています。とても17歳とは思えない才能の持ち主で、将来は歌手としてだけでなく、作家としての活躍も期待できます。
余談ではありますが、ラムヤイ・ハイトーンカムの新曲もアームの手によるものです。
◆อดิตเคยพัง/อาม ชุติมา
このコンピレーションはグラミー・ゴールドからリリースされているものなので、収録アーティストは先の2人以外は基本的にグラミーの歌手なのですが、Sure Entertainmentの歌手の曲も2曲収録されています。
これがまた素晴らしいのです。
1曲は、一旦Sureを離れたものの、また戻って来たブンター・ムアンマイの曲です。
彼女が歌う曲「ヤーク・トー・ハー・ヂャイ・シ・カート」は、アム・ナンティヤーの曲のカヴァーなんですが、オリジナルを遥かに超えた完成度になっています。
そして、ブンターの歌にはキャリアによって積み重ねられた説得力がありますし、ケーンの音が印象的なアレンジも素晴らしいです。
◆อยากโทร.หาใจสิขาด/บุญตา เมืองใหม่
Sureからのもう1曲はニック・カニッタソンの歌う「プー・バオ・ガオ」という曲です。
この曲はコラムでも取り上げたメー・ヂラーポンが歌っている「プー・サオ・ガオ」のプレーン・ゲー(返し歌)です。
メー・ヂラーポンのヴァージョンも大好きなのですが、それに匹敵するくらい、このニックのヴァージョンは良いです。
アイディン・アピナンのアレンジはこの曲に新たな息吹を吹き込んでいますし、何よりもニックの歌が素晴らしいです。
このCDでの大きな見つけ物の一つです。
◆ผู้บ่าวเก่า/นิค คณิตษรณ์
その他の曲について少し触れておくと、Tr.2(モンケーン)、Tr.3(アンクワン)、Tr.10(タカテーン)の曲は、クルーサラー作品集「プレーン・クルー・ヤン・ユー・ナイ・ヂャン」からの曲。
シリポーンのTr.8は、彼女のGrammy Goldからの9作目「パリンヤー・ヂェップ」に収録されているものです。
Tr.13ドゥアンヂャン・スワニー「トー・マー・タムマイ、ムア・ヂャイ・モット・ラック(愛は消えたのに、かかってくる電話)」は、ラジオのヒットチャートにもチャートインした、彼女の久々のオリジナル曲です。
また、Grammy Gold所属の若手歌手達の曲が何曲か収録されているのですが、彼らはグラミーの過去のヒット曲を歌っています。
しかし、選曲がイマイチ。いまさらインリーの曲や「コン・バーン・ディアオ・ガン」って・・・。
カヴァーを歌うにしても、もうちょっと気の利いたチョイスをしてほしかったものです。
惜しい部分はあるものの、ゴンやアームが収録されているというだけでも充分買う価値がありますし、2016年のルークトゥンモーラムの最前線を知る事が出来る、貴重なアルバムだと思います。
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