◆บุ๋ม มินตยา(ブム・ミンタヤー)
Grammy Gold(グラミー・ゴールド)と言えば、今さら説明不要の、多数の人気歌手を抱えるルークトゥン業界最大手の会社であります。
傾向としては、よく言えば手堅く堅実。悪く言えば意外性の無い曲がほとんどで、歌手層も中堅からベテランがほとんどで、若手が少ないというのが特徴でしょうか。
そんなグラミー・ゴールドが今までとはちょっと違う路線を始めました。
それが、サブレーベルとも言えるG MINOR MUSIC(ジー・マイナー・ミュージック)です。まだ今年(2016年)に始まったばかりのレーベルで、所属歌手も1人だけのようです。
その歌手が、今回取り上げるブム・ミンタヤーという人。モデルばりのスタイルを持つ、容姿抜群の女性歌手です。
◆いかにも日本のス○ベ・ルークトゥン・ファンが飛びつきそうなルックスです
音楽的には、これまでのグラミー・ゴールドには見られなかった、がっつりアイドル路線。まさにライバル会社であるR-Siamがやっているサモソン・チミなどの軽薄路線そのもの、といった感じです。
歌もまさに想像通りで、本格派とは程遠い、細い声で、音程もまだまだ不安定です。ちょっとは期待したのですが、その点ではガッカリですね。
しかし、これまでのグラミー・ゴールドとは違った戦略という点では、(多少の)新鮮味は感じます。
◆บุ๋ม มินตยา(ブム・ミンタヤー)/จึ๋ย(ヂュイ)
そのブムが、先日の7月24日のHug Concertに登場しました。
初めて生で観るというのと、もしかしたらレコーディングとは違い、結構実力を持っていたりして、なんて淡い期待を抱いていたりもしましたが・・・、
結論としては予想とおりでしたね。大して声量があるわけでもないし、声が太い訳でもないし、音程がしっかりしている訳でもないし・・・。
やっぱりルックス優先で売って行く戦略なんでしょうね。
その効果もあってか、すでに熱心なファンが応援に駆けつけていたのは意外でした。
◆บุ๋ม มินตยา(ブム・ミンタヤー)/จึ๋ย(ヂュイ)
グラミー・ゴールドが新しい挑戦を始めた事には、素直に拍手を送りたいと思います。もしかしたら、今後、新たな展開があるかもしれません。
しかし、この手の路線が中心になるのであれば、自分にとっては興味を持てる対象のものではないので、その時はこの手がお好きな人にお任せしたいと思いますね。
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