2016年7月30日土曜日

【コンサート定番曲#9】Ja R-Siam/ミー・トーン・トゥワム・フア、マイ・ミー・プア・ゴ・ダイ(ゴールドで満たされれば、男なんて無くてもいい)

【Song】มีทองท่วมหัว ไม่มีผัวก็ได้(ミー・トーン・トゥワム・フア、マイ・ミー・プア・ゴ・ダイ)

【Artist】จ๊ะ อาร์สยาม(Ja R-Siam)

【Release】พ.ศ. 2559(2015年)



歌手としては3流だけど、エンターテナーとしては絶大な人気を誇るJa R-Siam。

「カン・フー」のカヴァーで注目されてR-Siamに入ったまでは良かったけど、1発目の曲がプア・チーウィット系だったので、それほど大きな話題にはならず、下手すれば大コケしていたかもしれませんが、その後は上手くJaのパブリック・イメージにあった曲を作って、その後も人気を持続することが出来たようです。

そんな彼女の今のところの最新曲がこの「ミー・トーン・トゥワム・フア、マイ・ミー・プア・ゴ・ダイ(ゴールドで満たされれば、男なんていらない)」という曲。今やコンサートに行けば1回は聴くであろう人気曲です。

やっぱりオリジナルの歌は大したことありませんが、この曲がヒットしたのはJaの人気もあったでしょうけど、一番大きな要因は作詞・作曲・編曲のプロダクション側の勝利だと思いますね。

ちなみにアレンジを担当しているのは、ブア・ガモンティップなどトップラインの楽曲も多く手がけるK-No Name(ケー・ノーネーム、ただし、この曲のクレジットはเค ประชาชน(ケー・プラチャーチョン)とされていますが)先生が担当しています。


◆จ๊ะ อาร์สยาม(Ja R-Siam)/มีทองท่วมหัว ไม่มีผัวก็ได้(ミー・トーン・トゥワム・フア、マイ・ミー・プア・ゴ・ダイ)



カヴァー・ヴァージョンは現在ゴン・フアイライのコンサートに同行している、サコンナコン出身の女性歌手ナークワン・ゲーウサコンのヴァージョンを紹介します。

実力的にJaとは雲泥の差があるので、歌唱力・表現力は比べるのがJaには可哀相なほどナークワンの方が上ですし、魅力もあります。バンドの演奏も素晴らしい事もあって、このナークワンのカヴァーの方が曲の良さを引き出していると思いますね。


◆นาขวัญ แก้วสคร(ナークワン・ゲーウサコン)/มีทองท่วมหัว ไม่มีผัวก็ได้(ミー・トーン・トゥワム・フア、マイ・ミー・プア・ゴ・ダイ)@ポー・グンパオ、ピンクラオ(2016年7月28日)


しかし、こういう曲をもらえる事、そしてそれをヒットさせる事ができるというのは、やはりJaにはエンターテナーとしての才能があるという事に他ならないでしょう。

パブリック・イメージを大きく離れることがなければ、今後もJaの人気は続くのではないでしょうか。


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