2016年8月16日火曜日

【コンサート・リポート】ヨートラック・サラックヂャイ8回忌追悼コンサート

◆ワット・ゴームットプッタランシーにあるヨートラック・サラックヂャイの像


8月12日の母の日を挟んだコンサート連戦はようやく終わりましたが、その連戦リポートの前に、8月7~9日に行われた、ヨートラック・サラックヂャイの追悼コンサートに行ってきましたので、そのまとめを。

ヨートラックの追悼コンサートはプッタモントン・サーイ3にあるワット・ゴームットプッタランシーで毎年行われておりまして、今年(2016年)で8回目になります。

例年、大体3日間連続で開催されていて、沢山の歌手が出演します。

◆2016年のヨートラック追悼コンサートの告知


◆サーラーに展示されているヨートラックの写真やポスター





3日間行われるこのコンサートですが、今年は仕事の関係で8月9日1日のみの参加になりました(ちなみにヨートラックの命日は8月9日)。

この日、どの歌手が出演するのかはほとんど分かっていませんでしたが、個人的に会えることを楽しみにしていた歌手がいました。

名前はヂャンヂラー・ラーチャクルー(จันทร์จิรา ราชครู)。実は去年も会えたのですが、ステージで歌っている所は観られませんでしたので、今年こそはという思いがありました。

ただ、事前情報が全然ありませんでしたので、9日に彼女が来るかどうかは賭けでしたが、歌手の待機場所を見ると運の良い事にヂャンヂラーの姿がありました。

早速、去年もらいそこなったサインをCDにしてもらいに行った所、「去年も会いましたよね」とヂャンヂラーから嬉しい一言が!ちょこっと2ショット撮らせてもらっただけなのに、憶えてくれていて嬉しかったなぁ。

もちろん、歌っている所もバッチリ・・・、と言いたかった所なんですが、雨が降っていたという事もありまして、サーラーで雨宿りをしていたタイミングでヂャンヂラーが登場。慌ててステージ前へと向かいました。






生で聴く初めてのヂャンヂラーの歌は想像以上に素晴らしかったですね。実は彼女は非常に小柄なんですが、そんな小さい体にも関わらず声量もありましたし、音程もまったくぶれていませんでした。


◆จันทร์จิรา ราชครู(ヂャンヂラー・ラーチャクルー)@วัดโกมุทพุทธรังสี(ワット・ゴームットプッタランシー)-1(2016年8月9日)


◆จันทร์จิรา ราชครู(ヂャンヂラー・ラーチャクルー)@วัดโกมุทพุทธรังสี(ワット・ゴームットプッタランシー)-2(2016年8月9日)



とりあえずヂャンヂラーが観られたので、自分にとってはこれでもう大満足。この後も沢山の歌手が歌う予定でしたが、次の日仕事もあるし、適当な所で切り上げようと考えていたんですが・・・、

一応この後の歌手も確認しておこうと出演順が書かれたホワイトボードを見た所、なんとプレーワー・パッチャリーの名前が!しかも25人目とほぼ終わりに近い時間の出演。結局、終盤まで観る事になってしまいました。

プレーワーの出番が来るまで出演歌手の中にも何人か興味がある人がいました。その1人がペン・シリカーンです。

◆ペン・シリカーン(แป้ง ศิริกานต์)



彼女を初めて見たのは2012年6月のプムプアン追悼コンサートだったので、結構前から存在は知っていたのですが、活動が地方中心なので、それほど回数は観た事ありませんでした。

しかし、最近は活動範囲が広がってきているようで、度々姿を見かけるようになりました。

YouTubeで彼女の歌を聴いてみると良い歌も多いですし、美人ですので、これから中央でも人気が出てくるかもしれませんね。


◆แป้ง ศิริกานต์(ペン・シリカーン)/รักหลอกๆ(ラック・ローク・ローク)@วัดโกมุทพุทธรังสี(ワット・ゴームットプッタランシー)(2016年8月9日)



ペンの他にもキャット・アティティヤー、ディア・スカイパーク、ノート・マハッサジャンなどが歌を披露。23時半近くになって、ようやくプレーワー・パッチャリーの登場です。

プレーワーは2・3年前にグラミー・ゴールドからトップラインに移籍しましたが、先日そのトップラインから新しい会社「PTエンターテインメント」へ移ることが決まりました。

◆プレーワー・パッチャリー(แพรวา พัชรี)



グラミー時代からイマイチ目が出なかった彼女ですが、新天地が決まったせいか、心なし以前に会った時よりも元気で、待機場所で会うなり「私のこと覚えてる?」と、冗談交じりに話しかけてくれました。

歌の方もトップライン時代とはだいぶ雰囲気が変わって、個人的には新しい方がプレーワーのキャラクターに合っているような気がしますね。

存在感も増してきているように思いますし、今度こそ良い結果が出るのでは、と期待しちゃいますね。

それはステージで歌う彼女の姿を観てもそう思いましたね。今までのように、どこか所在無さげな部分は消えて、しっかり地面に足をつけて歌っているなぁ、という印象を受けました。

ちなみに2本目の動画の曲が、新曲の「ヤー・アオ・カム・ワー・プアン・マー、グロップ・グルン・カム・ワー・チュー(อย่าเอาคำว่าเพื่อนมากลบเกลื่อนคำว่าชู้)」です。

◆แพรวา พัชรี(プレーワー・パッチャリー)@วัดโกมุทพุทธรังสี(ワット・ゴームットプッタランシー)-1(2016年8月9日)


◆แพรวา พัชรี(プレーワー・パッチャリー)@วัดโกมุทพุทธรังสี(ワット・ゴームットプッタランシー)-2(2016年8月9日)


以前から日本人には結構人気のあるプレーワー。あとはタイでの知名度が上がれば、これに越した事はありません。

もしかしたら、今回の移籍がそのキッカケになってくれるかも、とこの日のプレーワーを観て、そんな思いを抱きました。

実は、ルークトゥン好きの友人(フランス人なんですけど)がタイに来ていたので、彼を連れてってあげるという意味合いが強く、自分としてはそれほど積極的に行った訳ではなかったんですが、結果的には自分にとっても大きな収穫となった今年のヨートラック追悼コンサートでした。

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