2016年9月27日火曜日

【ルークトゥンモーラム通信】ゴン・フアイライ:1年ぶりの新曲と大ヒット曲のオルタナティブ・ヴァージョン

◆ก้อง ห้วยไร่(ゴン・フアイライ)


「サイ・ワー・シ・ボ・ティム・ガン(ไสว่าสิบ่ถิ่มกัน)」の大ヒットから1年余り。

ゴン・フアイライ待望の新曲がようやく日の目を見ました。

タイトルは「クー・コーン(คู่คอง)」。Ch3で9月26日から始まったドラマ「ナーキー(นาคี)」の主題歌として作られた曲です。

美しいバラードに仕上がったこの曲。「サイ・ワー・・・」に負けず劣らずの名曲です。

評判も上々で、YouTubeでの動画の再生回数は3日で150万回という数字を叩き出しています。


◆ก้อง ห้วยไร่(ゴン・フアイライ)/คู่คอง(クー・コーン)



肝心のドラマですが、専門外なので詳細についてはドラマに詳しい方にお任せします。

タイトルの「ナーキー」とは「メスの竜(あるいは蛇)」の事で、この話はタイでは定番のようです。何度も映画やドラマになっているらしいです。

YouTubeには9月26日放送分が早速上がっていましたので、少しだけ見てみましたが、門外漢が見ても結構面白いですね。

ただ、タイのドラマは長いんですよね~。最後までテンションを持続させるのは、なかなか難しいです。

ゴンの歌は冒頭のタイトルバックで使われています。

ドラマの雰囲気にぴったり合っていて、改めて感動しますね。


◆ドラマ「ナーキー」第1話(1/9)


最後にオマケと言ってはなんですが、同じくゴンのテレビ絡みのネタで、面白い試みがありましたので、そちらを紹介しておきます。

これはThai PBSで8月19日に放送されたものなんですが、タイプの違う3組のミュージシャンが一同に会した貴重な瞬間です。

参加ミュージシャンはゴンの他にガーンゲーン(กางเกง)、プーヂャーン・ソーンマイク(ปู่จ๋าน ลองไมค์)と、人選もユニークですが、イサーンと南部という出身が違うミュージシャンが集まったという点でも興味深いものがあります。

そこで彼らはゴンの「サイ・ワー・・・」を歌っているのですが、オリジナルとは全く違うアレンジになっていて、聴きなれた曲も新鮮に聴こえます。

面白かったのはガーンゲーンがサビの部分を南部の言葉に置き換えて歌っている事です。

この曲が南部でも人気があったのかどうかは定かではありませんが、意外とこんな風に言葉を置き換えて歌われていたかもしれませんね。


◆ゴン・フアイライfeat.ガーンゲーン&プーヂャーン・ソーンマイク/サイ・ワー・シ・ボ・ティム・ガン(オルタナティブ・ヴァージョン)



ルークトゥンモーラムに限らず、大ヒットが出た後、その人気を持続させるのは難しいことです。あのインリーでさえ、今はほとんどコンサートがありませんから。

ただ、ソングライティングが出来る人はその後も一定のポジションを保ち続けられるパターンもあります。ペット・サハラットがその良い例ですね。

ゴンにもそういう風になってほしい。彼にはその実力が充分にあると思います。

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