1ヶ月ほど前にこのブログでも紹介した、ブンカン出身の17歳の女の子アーム・チュティマーですが(8月5日:17歳の女の子が作ったひとつの歌が世間の心を捉える)、彼女の作った曲「アディート・クーイ・パン(悔やみの残る過去)」がじわじわと人気拡大中です。
YouTubeで公開されている歌詞ヴァージョンの動画は既に1500万回の再生回数を記録しています(9月17日現在)。
なお、MVはこれからグン・スパーポンの「シ・ヒ・ノーン・ボ」を作ったグループの元に制作される予定との事です。
そして、8月26日にはついにTV出演も果たしました。
これがはじめてのTV出演という訳ではありませんが、いちルークトゥン・モーラム歌手の、しかもまだ一部の人間にしか知られていない歌手がメジャー局に出るという事は、かなり凄いことです。
しかも、その時の番組を観てみると、あまり緊張していなさそうな感じがうかがえます。タイ人てこういう時に全く臆する事がないようで、羨ましい限りです。
◆AMARIN TV「APOP ティアン・バン・トゥン」(2016年8月26日放送)
また、9月10日にはBTSスラサック駅から程近いヂャルンラート通りにある人気店「タムナーン・コンイサーン」に出演しました。
この日は土曜日という事もあり、ただでさえ人気のあるお店に沢山のお客さんが詰め掛けていました。
コンサートが始まる直前の舞台前を覗いてみると、立錐の余地の無い状態にビックリ。アーム目当てに集まった人がどれくらいいるか分かりませんが、自分が今まで立ち会った彼女が出るコンサートでは、こういう状況は初めてでした。
◆開演前の店内の様子
そして、アームが登場するやいなや起こる大合唱。
同じ店で初めてバンコクライブをしたゴン・フアイライの時のように、また新たな時代が始まったような気がして、思わず身震いしましたね。
◆アーム・チュティマー/アディート・クーイ・パン@タムナーン・コンイサーン(2016年9月10日)
さらに、ライブと時間は前後しますが、9月7日にアームがあるレコード会社と契約したとの情報が!
そのレコード会社とはMusic Moveの傘下にあるルークトゥン専門レーベル「チャオプラヤー・レコード」です。
◆契約の為にチャオプラヤー・レコードを訪れたアーム。
チャオプラヤー・レコードにはアームの他に、「プア・ティン(ผัวทิ้ง)」や「ヤーク・ミー・サーミー(อยากมีสามี)」がヒットしたグルアイ・クローンホイコーン、バーンイェン・ラーケーンの娘キャンディー・ラーケーン、少し前にGrammy Goldから移籍したオーフ・スパナットなどがいます。
まだ設立されて間もない会社なので、Grammy GoldやR-Siamなどのような大手とは言えませんが、人気のあるという点では大手とも並ぶ存在だと言えます。
そうなると、プロモーションも拡大するでしょうし、予算的にも大きく変わってきますので、これからますます彼女の知名度は上がっていくはずです。
また、MVが作られれば「アディート・クーイ・パン」もさらに人気が出るでしょう。
身近にいた存在が、どんどん人気が出ていくのは、嬉しくもあり不思議な感じもしますね。
今後のアーム周辺の展開に、目が離せません。
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