◆Paradise Bangkok Molam International Band
今や、年に2度のワールド・ツアーをこなし、名実共に世界的バンドとなったMaft SaiプロデュースのParadise Bangkok Molam International Band(以下PBMIB)。
2014年に発売された1stアルバム「21st Century Molam」は大絶賛され、タイ国内での音楽賞を受賞しただけでなく、海外の年間ベストアルバムにも選出されたほどでした。
それから約2年。満を持しての待望の2ndアルバムがついに発売されることが決定しました。
タイトルは「Planet Lam」。なかなかかっこいいタイトルです。
◆2nd Album "PLANET LAM"
どんなサウンドになっているか今から楽しみですが、収録曲の一部がSound Cloudに公開されていたので、紹介しておきます(ただ、もしかしたら、まだデモの段階の音源かもしれません)。
これを聴く限りでは、サウンド的にはそれほど大きな変化はなく、ギミックの少ないストレートなバンドサウンドになっているようです。
大きく変わった点といえば、これまでプロデューサーとして1歩引いた立場にいたMaft Sai氏が、バンドメンバーとして加わった事でしょう。
最近のライブでは他のメンバーと一緒にステージに上がり、チンを演奏しています。
「いままで裏方だった人が突然舞台に上がったりして、ちゃんと演奏できるの?」などと侮るなかれ。これがかなりカッコイイです。
それは、今年(2016年)のワールドツアーの一環で訪れた、イギリスのグラストンブリー・フェスティバルでの様子を見てもらっても、よ~く分かるはずです。
◆Paradise Bangkok Molam International Band/The Adventures of Sinsai@Glastonbury Festival (24 June 2016)
音楽的にも海外の評価が先だったPBMIBですが、徐々にタイ国内でも一般的な評価が高まりつつあります。
自分もライブを観に行った2016年3月のバンコク・アート&カルチャー・センター前での彼らのライブでは、タイ人が踊り狂っていて大変でした。
今までのPBMIBのライブでは、観客のほとんどはファランやタイ人でもメディア関係者がほとんどだったので、確実に状況は変わってきていると感じましたね。
◆Paradise Bangkok Molam International Band/Sinsai@Bangkok Art&Culture Certer(27 Mar. 2016)
またタイ国内の評価が高まっている事に比例して、メディアへの露出も増えてきています。
中でもThai PBSで放送された、ゲン(เก่ง)The Voiceとのセッションは、このバンドの懐の深さを感じさせられるユニークなものでした。
◆Paradise Bangkok Molam International Band feat. เก่ง ธชย
2ndアルバムの発売を期に、国内外での評価がさらに高まることは必至でしょう。
多分、アルバム発売前後にはリリースパーティーも開かれる可能性がありますので、そちらも楽しみです。
購入したら、このブログでも詳細をお伝えします。
タイでの発売日は2016年10月21日です。
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