「プアパイ(ผัวไผ)」は、このブログをお読みいただいている方には今更説明不要の、プレーウプラーウ・セーントーン(แพรวพราว แสงทอง)の大ヒット曲です。
自分がこの曲を初めて聴いたのは、ちょうど1年前くらいだったでしょうか。1発で気に入って、それがデンチャイ&プレーウプラーウのコンサートを観に行くキッカケになりました。
作詞・作曲はペット・サハラット(เพชร สหรัตน์)。彼についてはご存知の方も多いかと思いますが、2014年に「アーイ・ターイ・シ・ハイ・ナム・ボ(อ้ายตายสิไห่นำบ่)」が大ヒットした、歌手であり作詞・作曲家でもあります。
「アーイ・ターイ・シ・・・」もコンサートではよく歌われている曲なので、いずれこのシリーズで取り上げたいと思いますが、この「プアパイ」はあの曲を作った人と同一人物が作ったとは思えないほど曲調が違います。
ただ、モーラムに造詣の深いペットですので、ラムシンの曲を作っても不思議ではないと思いますが。
今やコンサートに行けば100%に近い確立で聴くこの曲ですが、初めてこの曲を聴いた時はこんなにヒットするとは思いませんでしたね。何よりラムシンの歌手が歌っている曲ですから。
沢山の歌手に歌われ始めたのは2015年6月にモッデーン・ヂラーポンが歌い始めた頃からでしょうか(その前にシアン・イサーンのステージで、ヂャカヂャン・ダーオプライが歌っていましたが)。
◆แพรวพราว แสงทอง(プレーウプラーウ・セーントーン)/ผัวไผ(プアパイ)
この曲、普通に聴いている分には歌うのにそれほど難しい曲とは思えませんが、プレーウプラーウ以外の歌手が歌うのを聴いて、実は結構難しい曲だという事が分かりました。
というのも、Aメロが女性が歌うには低すぎる音域なんですよね。プレーウプラーウはさりげなく歌っていますが、ほとんどの歌手がこれだけ音域が低いと音を正確に取るのも難しいようですし、ここまで低域だと大きな声が出せなくて、皆かなり苦労しているようです。あの高い歌唱力のモッデーンですら、最初苦心しているようでしたから。
そう考えると、プレーウプラーウってすごい高い歌唱力の持ち主なんだな、という事が分かりますね。
ライブ動画ですが、まずは本家プレーウプラーウのヴァージョンから。2015年8月15日、バンコクのバーンガディーでの撮影です。
◆แพรวพราว แสงทอง(プレーウプラーウ・セーントーン)/ผัวไผ(プアパイ)
カヴァーは沢山ありますが、その中から3人の歌手が歌うヴァージョンをチョイスしました。
まずは2015年4月22日、シアンイサーンのコンサートでのジャカジャン・ダーオプライが歌うヴァージョンから。
◆จั๊กจั่น ดาวไพร(ジャカジャン・ダーオプライ)/ผัวไผ(プアパイ)
続いてはモッデーンが歌うヴァージョンです。
2015年6月3日に撮影しました。この頃はまだこの曲を歌い始めた頃です。場所はモッデーンの地元ウドンタニー。
◆มดแดง จิราพร(モッデーン・ヂラーポン)/ผัวไผ(プアパイ)
最後は現在ゴーン・フアイライと行動を共にしている、ナークワン・ゲーウサコンが歌うプアパイです。この動画もゴーンのコンサートで歌われたときのものです。撮影は2015年9月18日、場所はバンコクのイサーン・ラムプルーンです。
ナークワンが歌うプアパイは、この曲を歌っている沢山の歌手の中でも、特にオリジナルの良さを上手く引き出している方だと自分は思っています。
◆นาขวัญ แก้วสกล(ナークワン・ゲーウサコン)/ผัวไผ(プアパイ)
この曲がコンサートで歌われるのは、当面続きそうな気がします。
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