2016年1月19日火曜日

【コンサート・リポート#75、76】ブア・ガモンティップからのサプライズ(2015年8月13、14日)

#75
【Artist】บัว กมลทิพย์(ブア・ガモンティップ)

【Date】13 ส.ค. 2558(2015年8月13日)

【Place】ตลาดวังหิน ลาดพร้าว(タラート・ワンヒン、ラートプラオ)









この日からは日本から友人が来ていたので、友人を伴ってのコンサート・イベント観覧になりました。

まずはラートプラオ通りのソーイを入っていった奥の方にある市場で行われた、ブア・ガモンティップのコンサートへ。

場所的にはそれほど大きくはないものの、市場の周りには色んなお店があって結構賑やかです。

この日はビアガーデン形式になっていたのですが、その為かコンサートが始まった時は人はまばらでしたが、徐々に増えていき、コンサートが終わった後、ブアは多くのファンに囲まれていました。

今は3人体制になっているブアのステージですが、この頃はまだジェスとの2人体制で、今、改めて観てみると結構新鮮ですね。

◆บัว กมลทิพย์/กรุณาเติมใจ


◆บัว กมลทิพย์/ใจนักเลง


#76
【Artist】บัว กมลทิพย์(ブア・ガモンティップ)

【Date】14 ส.ค. 2558(2015年8月14日)

【Place】วัดสมานรัตนาราม(ワット・サマーンラッタナーラーム)




 





ワット・サマーンラッタナーラーム(普段はワット・サマーンという事が多い)はピンクのガネーシャで有名な、チャチュンサオにあるお寺です。

観光スポットとしても有名なので、行かれたことがある方も多いのではないでしょうか。

◆ピンクのガネーシャは夜みても全く雰囲気が出ないので、明るいうちに行きましょう。


さらにチャチュンサオはブアの出身地(今も住んでいる)なので、地元凱旋という意味もあって、この日のコンサートはとても楽しみにしていました。

きっと盛り上がるんだろうなぁ、などと勝手な想像をしていましたが、実際は予想外の反応でした。

ステージ前に人はそこそこ集まっているものの、コンサートが始まってしばらく経っても、誰もステージ前で踊ろうとしませんし、ほとんどの人がブアにチップや花をあげようともしません。全くもって無反応。

ただ、ビデオを見返しても思いましたが、ブアの歌そのものはとても調子が良い状態でした。これが場所が違っていたら間違いなく大盛り上がりは必死であったに違いないのですが。

さらに、ステージ前で写真を撮っていると、後ろから「邪魔だ!」と言っておばちゃんにペットボトルを投げつけられました(空ではありましたが)。何なんだ、こいつら?!

聞くところによると、この辺でのルークトゥン系のコンサートはいつもこんな感じらしいです。ブアパン&シーヂャンというビックネームが来てもあまり人が集まらず、彼らは開始早々にコンサートを中断して帰ってしまった事があったそう。

中部でイサーン系の出稼ぎの人が少ないのでしょうから、ラムシンなどはかなり厳しいでしょうが、せめて地元の歌手なんだから、もう少し温かく迎えてあげても良いだろうと日本人としては思うものの、チャチュンサオの人達にはそんな気持ちは微塵も無いようでした。

で、コンサートも盛り上がらないままの終盤、ブアが突然ダンサー達に「明日、何の日だか知ってる?」などと聞きました。

ダンサー達は当然何のことだか分かりません。するとブアが「明日はそこに居る日本人ファンの誕生日なの」と言って、ケーキを持ってきてくれました。



どっちらけの観客の前で、すごいプライベートな事が展開されているという不思議な状況。自分としても嬉しいような、恥ずかしいような・・・。

でも、こんな形で誕生日を祝ってもらった事は今までの人生で一度も無かったので、ブアの心使いとタイの人達の気持ちの温かさに素直に感動した、2015年の誕生日でした。


◆บัว กมลทิพย์/จึ๊ก จึ๊ก@วัดสมานรัตนาราม(14 ส.ค. 2558)


◆บัว กมลทิพย์/เมดเลย์@วัดสมานรัตนาราม(14 ส.ค. 2558)


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