【12】ブン・パトゥムラート@ホワイクワン競技場(2016年5月7日)
ゴールデンウィークのライブ連戦もいよいよ大詰め。これまで一緒に行動してきた友人も、この日がタイでの最後のライブ観覧となりました。
その友人にもタイ音楽の最前線を見せてあげたいという事と、自分は3月にブンのライブを観る機会があったにも関わらず、舞台裏からしか見ることが出来なかったので、今度はちゃんと正面から見たいという思いもあって、ただ今人気絶頂のブン・パトゥムラートのコンサートをチョイスしました。
実は自分としてはもっと大きな場所で見たいと思っていたのですが、予定を読み間違えて失敗してしまいましたので、このホワイクワンでのライブを観に行く事にしました。
しかし、結果は予想通りというか、とんでもない人ごみになってしまいました。やはり、今のブンの人気に対して、この会場は小さすぎます。
我々が会場に到着した時はまだ若干余裕があったものの、時間が経つにつれてすし詰め状態に。ブン登場直前には立錐の余地もなくなってしまいました。しかもテーブルなんか出しているもんだから、もう無茶苦茶です。
この日はただでさえ暑かったのに、人の熱気でサウナ状態。風は吹いてくるものの、人が発する熱にかき消されてしまい、まったく涼しくなりません。
熱心なファンは主役が出てくる前から、歌えや踊れの大騒ぎ。そんな状況ですから、ブンが登場すればさらにすごい事になるのは必至でした。
で、結果は動画を見てもらえればお分かりの通りです。すし詰め状態で皆、写真や動画を撮ろうとしたり、花をあげようと舞台前に来るものだから、かなり危険な状態でした。
歌に関しては、やはり大ヒット中の「アーイ・ミー・ヘットポン」はなかなか良いと思いますし、新曲の「フェイス・ゴ・ハーイ、ライン・ゴ・ギアップ(Facebookは無くなり、Lineも静かなまま)」も同じ路線ながら、自分的には結構好きです。やはりブンはソングライターとしての才能はあると思いますね。
その他オリジナル曲以外はモーラムの定番曲を歌うのですが、選曲が「ノーン・トゥーン・クワーイ(モッデーン・ヂラーポン)」とか女性歌手が歌う曲をチョイスしているのが面白いです。
この辺はゴンとはちょっと違うセンスですね。ただ、良いかと言われると・・・、う~ん、どうかな(笑)。
自分としては、やはりもっとプア・チーウィットの男性歌手の歌を入れていったほうが良いと思いますけど。
最後まで見たいのは山々だったのですが、状況が状況だったのと、この後、このライブ連戦のメインと言っても良いほどの重要なコンサートが控えていたので、1時間ほどしたところでホワイクワンを後にしました。
ブンはこの日の後、大阪のタイフェスに出演する為に日本へ行きました。
タイでのこの人気と正反対に、日本ではどっちらけだったらどうしよう、と余計な心配してしまいましたが、日本にいるタイ人がガッツリ盛り上がってくれたようで、ホッとしました。
ぶっちゃけ、日本人の反応はどうでもよいです(笑)。
◆ブン・パトゥムラート/アーイ・ミー・ヘットポン(2016年5月7日)
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